言葉の間や音との空間、声、テンポなど言葉の繰り返し、スピードによって言葉と音楽が互いに触発され変化してゆく面白さ。
パフォーマンスの後のワークショップでは、参加者にそれらを体験学習していただく予定です。
ぜひご参加ください。
日時 | 2010年11月26日(金) 開演:18:00 |
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タイムテーブル |
18:00 - 18:45 言葉と音のパフォーマンス 18:45 - 19:05 休憩 19:05 - 20:20 ワークショップ ※時間は変更になることがございます。 |
会場 | 東京大学(駒場)コミュニケーション・プラザ 北館2F 音楽実習室 [キャンパス内の地図] [東京都目黒区駒場3-8-1 Google Map] |
料金 | 入場無料(要予約) |
予約 | ご予約の受付は終了いたしました。 |
出演 | 多和田葉子(自作朗読) 高瀬アキ(ピアノ演奏) |
クレジット | 主催:東京大学大学院 総合文化研究科 表象文化論研究室 / 東京大学文学部 現代文芸論研究室 協力:SETENV |
お問い合わせ | 東京大学大学院 総合文化研究科 表象文化論研究室 Tel: 03-5454-6411 repre[at]chora.c.u-tokyo.ac.jp |
プロフィール
写真提供:沼野充義 |
1960年、東京生まれ。国立第五小学校、国立第一中学校、都立立川高校を経て、1982年、早稻田大学第一文学部ロシア文学科卒業。同年、ドイツに渡り1982年から2006年までハンブルグ在住。ドイツの書籍取次会社で1987年まで働きながら、ハンブルグ大学修士課程修了。創作活動の傍ら、 2000年チューリッヒ大学博士課程修了。1993年、「犬婿入り」で芥川賞受賞。2003年、「容疑者の夜行列車」で谷崎潤一郎賞、2009年には国際的な文学活動が評価されて坪内逍遙賞受賞。ドイツでは1987年に詩集でデビューし、1988年からドイツ語でも創作活動を開始し、ドイツ語で書いた作品群で1996年シャミッソー賞、2005年、ゲーテ・メダル受賞。2006年よりベルリン在住。
ヨーロッパ、アメリカ、アジアでこれまで700 回以上の朗読会を開いている。アメリカではスタンフォード大学、コーネル大学、マサチューセッツ工科大学など1999年以降約20校の大学に招かれ、数日から数ヶ月滞在。著作は日本語でもドイツ語でも20冊以上出版されており、フランス語訳5冊、英訳4冊の他にも、イタリア語、中国語、ポーランド語、韓国語、ロシア 語、オランダ語、スェーデン語、ノルウェー語などの翻訳が出ている。韓国語とベトナム語訳も準備進行中。
© sebastian berger |
ヨーロッパを中心にジャズ、即興音楽シーンで活躍。国際的に高く評価され、欧州ほか、カナダ、アメリカなど世界各地で演奏活動している音楽家。
1987年よりベルリン在住。同年音楽監督アレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハと共にベルリンコンテンポラリージャズオーケストラを率いて演奏活動を開始。
1997年秋から2000年冬までベルリンのハンス・アイスラー大学に客員教授として招かれ教鞭を執る。
受賞歴は、ベルリン新聞文化批評家賞(1999年)、SWRラジオ局2002年度最優秀音楽家賞、ドイツ批評家レコード賞(8度受賞/2004年度ドイツ批評家賞ジャズ部門年間ベスト・レコード賞含む)、2009年4期ドイツ批評家レコード賞(ルイ・スクラヴィスとのデュオ作 "Yokohama")など。
現在"ファッツ・ウォーラー・プロジェクト"、 "LOK.03"ユニット、"TAMA"トリオ、アレックス・フオン・シュリッペンバッハ、ルイ・スクラヴィス、ルデイ・マハールとのデュオ・コンサートなどを主に行っている他、99年より作家多和田葉子との"言葉と響き"デュオ・パフォーマンスを欧米、日本でも数多く公演。
また、ベルリンで2007年より舞踊家川口ゆいと"ピアノの中に都市がある"("Die Stadt im Klavier")シリーズを公演。
日本では2008年より岡登志子主宰コンテンポラリーダンスカンパニー"アンサンブルゾネ"の音楽監督を務めている。